AIでデザインは超簡単！xTOOLで作る「ぷにぷに肉球スタンプ」の作り方

EVAスポンジでオリジナルスタンプを作ろう！

今回は、無料ソフト（XCS）を使って、XCS搭載のAIで、デザイン作成からレーザー加工まで、すべてxTOOLのソフトとマシンで完結する、オリジナルスタンプ作りのアイデアをご紹介します。（AIといってもイレストレーターじゃないよ）
スタンプの印面には、なんと100円ショップでも手に入る「EVAスポンジ」を使用。ぷにぷにした押し心地が楽しい、かわいい肉球スタンプを一緒に作っていきましょう！

今回の作業の流れを短い動画にまとめています⇩
編集前の本編はこちらhttps://youtu.be/7ZHZpLjtMhU

準備するもの
機材： xTOOL などのレーザー加工機
ソフト： xTool Creative Space (XCS) https://jp.xtool.com/pages/software
材料： 持ち手用のMDFボード 2.5mm 、印面になるEVAスポンジシート動画では5㎜ ←#ad、それらを貼り合わせる接着剤、そして最後にスタンプを押すめのお好きな色のスタンプインクです。私的にはこちらがおすすめ ←#ad

作り方の手順

それでは、さっそく作っていきましょう！

STEP1：XCSのAIでスタンプ画像を生成しよう！

まずは、スタンプのデザインの元になる画像をAIに作ってもらいます。 XCSを立ち上げて、画面左側のメニューから「AI画像ジェネレーター」を選びましょう（正式名称は知りません（笑））。作りたい画像のイメージを文章（プロンプト）で入力します。今回は「CAT PAW（猫の肉球）」と入力してみました。いくつか候補が出てくるので、スタンプにしたときに柄が潰れなそうな、シンプルなデザインを選ぶのがおすすめです。

XCSについては前回の投稿の記事を参照してください　https://itanekoya.com/jpegsvg/

STEP2：レーザー加工用にデータを調整しよう！

次に、AIが作った画像をレーザーで加工できるように調整します。まず大切なのが、印面になるデザインを「左右反転」させること。なんですが、肉球には左右がないので、この動画では触れていません（笑）これを忘れると、押したときに絵柄が逆になってしまうので注意してくださいね。次に、持ち手となるMDFをカットするための猫の手の形といった「カット用の線」と、EVAスポンジを彫刻するための「彫刻用のデータ」をそれぞれ準備します。わからなければXでなんでも聞いてください。遠慮はいりません！

STEP3：レーザーで「持ち手」をサクッと加工！

データの準備ができたら、まずは持ち手から作ります。 MDFボードをレーザー加工機にセットして、XCSで先ほど作った持ち手用のデータを読み込み、

STEP4：いよいよ本番！レーザーで「ぷにぷに印面」を彫刻！

ここが今回のクライマックスです！ EVAスポンジシートをレーザー加工機にセットして、肉球のデータを彫刻していきます。EVAスポンジは燃えやすい素材なので、設定がとても重要になります。設定は各自ご用意ください。目を離さないように！
パワーを上げすぎず、スピードとのバランスを見ながら、複数回に分けて少しずつ深く彫っていくのがキレイに仕上げるコツですよ。

本来であればここに彫刻動画を載せる予定だったのですが、動画を保存するのを忘れてました、、
なくても大丈夫でしょう、、、？？

STEP5：組み立てて、押してみよう！

全てのパーツが揃いました！レーザーで加工したMDFの持ち手に、彫刻したEVAスポンジの印面を接着剤で丁寧に貼り付けます。接着剤がしっかりと乾いたら、いよいよスタンプインクをつけて紙に押してみましょう！「にっきゅ〜！」と思わず言いたくなるような、かわいい肉球スタンプの完成です！