高知県立文学館でのあたたかい出会い
みなさん、こんにちは。板猫屋です。 先日、高知県立文学館にお招きいただき、MDF材を使ってネコ型のクラフトパズルを作る「板ネコ」づくりのワークショップを開催いたしました。
「怪しき猫ども集まり来る!」という少し不思議でワクワクするようなテーマのもと、世代を超えてたくさんの方とモノづくりを楽しんできた、その出張レポートをお届けします。

いざ高知城へ




まずは、高知へ向かう道中のお話から。 空港に降り立ち、そこから少し歩いて、貸し切りのようなコミュニティバスに揺られて向かったのは、とさでん交通の「ごめん駅」でした。 ふと、ここが『アンパンマン』の生みの親である、やなせたかし先生のゆかりの地であることを思い出しました。先生もこの路面電車での出来事から着想を得たというエピソードを思い浮かべながら、とてもあたたかく、貴重な時間を過ごすことができました。




レトロな車内で見つけたスリーダイヤ(三菱)のマーク。ここ土佐は、三菱の創始者をはじめ、数多くの偉人を輩出した歴史ある町なんですよね。途中で地元の方々が次々と乗り込んでこられ、皆さんの日常の風景に少しだけお邪魔しながら、高知城方面へと向かいました。
歴史を感じながら本番へ
立派なお城や城下町、坂本龍馬の生誕地や道場跡を散策し、高知大神宮に今回のワークショップの成功を静かに祈願しました。
そのおかげもあってか、本番ではたくさんの子どもたち、そして人生の先輩方の満面の笑顔に出会うことができました。MDFで作ったネコちゃんたちに夢中になる姿を見て、世代を超えて一緒に楽しんでいただけたこと、本当に嬉しく思います。
今回、このような素晴らしい機会とあたたかい場所をご提供くださった文学館のスタッフの皆様には、心より感謝申し上げます。準備の段階から当日まで、細やかなお気遣いと多大なるサポートをいただき、本当にありがとうございました。





その土地を好きになるということ
私は訪れるどんな土地のことも好きになってしまうのですが、それはきっと、そこにお住まいの方々や、積み重ねられた歴史への「リスペクト」があるからだと思います。
私たちはまさに「大河ドラマ」のように、先人たちから受け継がれてきた大きな時間の流れの中を生きています。その土地のルーツや物語を知ることはとても大切ですし、それを次の世代へと伝えていくことが、子どもたちの「郷土愛」を育むことに繋がっていくと信じています。自分の育った町を好きになるって、本当に素敵なことですよね。
板猫屋が博多の歴史ある「博多千年門」をダンボールクラフトにしたのも、ワークショップで子どもたちやお年寄りの方々と触れ合うのも、根底にあるのは同じ想いです。これからもモノづくりを通して、世代を繋ぎ、地域を愛するあたたかい心を育むお手伝いができればと願っています。
帰路はアンパンマン号(南風号)で、最後の最後まで高知を味わい尽くしました。
おわりに…一つだけの心残り
充実した高知での時間でしたが、実は一つだけ心残りがあります。
それは、高知へ行ったら絶対に食べようと心に決めていた「ひろめ市場」でのカツオのタタキです。滞在中に何度か足を運んでみたのですが、毎回大勢の人で賑わう長蛇の列に、今回は泣く泣く断念してしまいました(笑)。
いつかまた、高知の皆様にお声がけいただける日を願いつつ、次こそは絶品のカツオのタタキをゆっくり味わいたいと思います!
あたたかい時間をくださった高知の皆様、本当にありがとうございました。

