【GW特別企画】人気漬物店の軒先でドミノガンは売れるか!?~若手育成と新たな挑戦~
なぜ漬物屋の軒先でドミノガンを?

今回の突飛な試みは、人気漬物店・漬物処【鶴屋】の店主からのSOSがきっかけでした。人手不足の折、販売応援を頼まれた私。せっかくの機会、何か面白いことはできないかと考えたのが、ドミノガンの販売でした。
ゴールデンウィーク真っ只中、しかも子供の日。その漬物店は、地域でも有名な試食天国のような場所で、連日多くの子ども連れで賑わっていました。以前、木の葉モールでのワークショップでドミノガンの可能性を感じていた私は、この賑わいの中で、子どもたちの反応を直接見てみたいという好奇心に駆られたのです。
また、夏休みに控えるワークショップに向けて、大学生アルバイトの育成という裏テーマも抱えていました。美味しい賄い(漬物バイキング)を餌に(笑)、彼らに実践的な販売経験を積ませたいという思いがあったのです。

試行錯誤の3日間
意気揚々と臨んだ初日。しかし、現実は厳しく、売上はたったの2,000円…。正直、本業が立て込んでおり、軒先販売の準備に十分な時間を割けませんでした。ワークショップ形式ではない、通常の販売の難しさを痛感しました。

迎えた二日目は子供の日。しかし、大学生アルバイトは残念ながら先約ありで不在。急遽、以前制作した板ネコや箱ネコ、ダンボールクラフトなどの商品を並べ、少しでも賑やかな売り場を作ってみました。すると…なんと、10,000円もの売り上げを達成!まさかの無人販売の方が売れるという事態に、複雑な心境でした。
三日目は、視覚と聴覚に訴える作戦を実行。タブレット端末でドミノガンの使い方動画をエンドレスで流してみました。すると、店内でドミノガンを手に取り、楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿がちらほら見られるようになったのです。あの軽快な音は、やはり子どもの心を掴む何かがあるようです。
佐賀県での実施ということもあり、熱気球パズルを多め陳列。
売上も12,000円に微増…

なぜ売れなかったのか?
今回の結果を分析すると、やはり客層のミスマッチという可能性は否めません。漬物という「食」を目的に来店するお客様にとって、おもちゃであるドミノガンは優先順位が低かったのかもしれません。突き詰めて考えると、「食欲には勝てない」というのが大きな理由だったように思います(笑)。
しかし、この3日間の挑戦は決して無駄ではありませんでした。ウィークポイントを明確に洗い出すという大きな収穫があったからです。私自身にとっても、初めての試みを通して多くの学びがありましたし、大学生アルバイトにとっても、座学だけでは得られない貴重な経験になったはずです。
あと陳列方法で良かった点を一つ。今回はナフコさんで購入した、プランター用陳列雛壇が効果的だと感じました。これはワークショップでも使ってみようと思います。下記リンク参照(広告です)
今回のゴールデンウィークは、目標の売上には届きませんでしたが、失敗を恐れずに挑戦し続けることの大切さを改めて認識する良い機会となりました。この経験を糧に、これからも新たな挑戦を続けていきたいと思います。



プランター用陳列雛壇
子供目線での展開ができ、設営撤収も容易で、軽くて嵩張らないので重宝しそうです。
しかも安い!(広告です)
