プロフィール

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板猫屋の由来 ~子供たちの声がくれた、たった一つの名前~

「板猫屋(いたねこや)」という名前には、私たちの活動の原点ともいえる、心温まるエピソードが詰まっています。

ワークショップを始めた当初、実はまだ正式な屋号や開催タイトルは決まっていませんでした。日々の運営に追われ、名付けは後回しになっていたのです。そんなある日、私たちの作業場に毎日のように顔を出してくれる近所の子供たちが、制作途中の木の板に描かれた猫を見て「板猫だ!」「イタネコ、イタネコ!」と、無邪気に連呼し始めました。

その瞬間、「これだ!」と直感しました。子供たちの素直な言葉こそ、私たちの活動を最も的確に表す、最高の名前だと。

このひらめきを大切に、すぐに「板猫屋」のロゴとなる3Dモデルをデザインし、3Dプリンターで手作りの看板を制作。そして、私たちの新たな出発点として itanekoya.com のドメインも取得し、本格的な活動がスタートしました。

この経験は、私たちにとって大きな学びとなりました。そして、コロナ禍という予想もしなかった期間には、新たな挑戦として電子工作の技術も習得しました。これからも、子供たちが心からの笑顔を見せてくれるような、そして「板猫屋」の名付け親である彼らに胸を張れるような、新しいアイデアや楽しい企画に積極的にチャレンジしていく所存です。

板猫屋(いたねこや)~家具の街・大川から、SDGsと笑顔を届ける猫クラフト~

日本一の家具生産量を誇る福岡県大川市。この街では、質の高い家具が日々生み出される一方で、製造過程でどうしても端材が出てしまいます。私たち板猫屋は、この価値ある「大川家具のリサイクルウッド」に新たな光を当て、世界に一つだけの「板ネコ(いたねこ)」や「箱ネコ(はこねこ)」へと生まれ変わらせる、サステナブルなものづくり体験を提供しています。

私たちのワークショップは、SDGsの目標達成にも貢献する取り組みです。木の温もりを感じながら、自由な発想で絵付けを施すことで、環境への意識と共に、創造する喜びや達成感を味わっていただけます。専門的な知識や技術は一切不要。小さなお子様からご年配の方まで、誰もがアーティストになれる、そんな時間をお届けするのが板猫屋のモットーです。

現在は福岡市を中心に、地域のイベントや施設でワークショップを開催し、多くの方々に笑顔と感動をお届けしています。参加者の方々が夢中になって作品作りに取り組み、完成した時の輝くような表情を見ることが、私たちの何よりの喜びです。

さらに、ユニークな作風で注目を集めるダンボールクラフト作家トモヲ氏のデザインをお借りし、木の板だけでなく、様々な素材やアイデアを組み合わせたオリジナル商品の開発にも力を入れています。板猫屋は、これからも猫を愛する心と、ものづくりの楽しさ、そして地球への優しさを繋ぐ活動を続けてまいります。

https://x.com/tomowo_PS2

活動拠点

〒812-0011 福岡市博多区博多駅前1-7-16 2F