【開催報告】9日間で233回!テレビ取材の裏で起きた、ワンオペ・告知無しのワークショップ奮闘記。

2025年の夏、木の葉モール橋本にて開催した9日間のワークショップイベント。
期間中、合計233回の作品作りを体験いただき、大盛況のうちに幕を閉じました。

ご参加、ご来場いただいた皆様、本当に、本当にありがとうございました!

今回は、この嵐のように過ぎ去った9日間の舞台裏を、少しだけお話しさせてください。

実は今回のワークショップは、木の葉モールのイベントカレンダーにも、大々的な告知はされず、静かにスタートしました😢
初日にはTNCの密着取材が入るという光栄な機会をいただきましたが、会場はまだ落ち着いた雰囲気。

TNC様からの密着取材
BambuLab製3Dプリンターの持ち込み

そんな中で、私には一つの目標がありました。
それは「全年齢向けのワークショップ」を実現すること。

お友達へのプレゼントに巣箱を4つ作られました。

子どもたちはもちろん、付き添いで来た大人の方々にもモノづくりの楽しさを伝えたい。その想いから、これまで以上に大人の方へも積極的にお声がけすることを心掛けていました。
大人の参加者は1%くらいでしたが、それでも大きな一歩だと感じました。

初日こそ落ち着いていたものの、日が経つにつれて、リピートしてくださるお子様や、「あそこで面白いことやってるよ!」という口コミで来てくださるお客様が、一人、また一人と増えていきました。

「去年も来たんです!」「板猫屋さんが来てるって聞いて!」

そんな嬉しい声が、何よりのエネルギーになりました。

そして迎えた週末。
会場の熱気は最高潮に達しました。しかし、ここでまさかのアクシデントが発生します。
頼りにしていたスタッフK君(九産大)が、どうしても都合がつかなくなってしまったのです…!

ピークの週末に、まさかのワンオペ。

次から次へと押し寄せるお客様。嬉しい悲鳴とはまさにこのことで、週末の2日間だけで88回ものワークショップを行うなど、文字通り、てんてこ舞いの一日でした。

夏休みワークショップのワークショップ回数
春休みワークショップのワークショップ回数

大人の方へのお声がけを続ける中で、ある78歳のお客様が深く興味を持ってくださいました。
そして、ワークショップを楽しんでいただいただけでなく、

「その3Dプリンターで、ハンコを作ってもらえないだろうか?」

と、モデリングのご依頼をいただいたのです。

このお言葉をいただいた時、これまでの苦労が全て吹き飛びました。
モノづくりの楽しさは、世代も性別も関係ない。板猫屋が目指してきた光景が、目の前に広がっていました。

告知なしで始まったイベントが、最終的には9日間で233組という、想像をはるかに超える多くの笑顔に出会うことができました。

大変なこともありましたが、それ以上に学びと喜びに満ちた、また忘れられない夏になりました。
改めて、ご参加いただいた全ての皆様、そして温かく見守ってくださった木の葉モール橋本のスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました!
トモヲさん、今年の夏もありがとうございました!

板猫屋 代表

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